こんにちわ、上尾店 武政です。

このところ朝晩が冷え込んできましたね。

昼間の最高気温も伸び悩んできて、さすがにマフラーのみではきつくなってまいりました。

木の葉も大分枝だから落ちて、道を歩くと枯れ葉の音が耳を楽しませてくれます。

さて、そんな季節の移り変わりを肌で感じるこの時期ですが、補聴器をお使いの皆様に気を付けていただきたいことがあります。

それは、電池の保管場所です。

補聴器の電池は空気亜鉛電池といって、+面に空いている空気穴から空気を取り込んで、電池内の成分との化学反応で電気を起こしています。そのため、電池のシールをはがさないと電気が起きないのです。

この空気電池、実はとても乾燥に弱いのです。

例えば、お部屋の中でストーブ等の暖房をつけていて、全く換気をしていないような非常に乾燥した空間に長時間シールのはがれた電池を置いておくと、電池の寿命が著しく減ってしまいます。

これは、電池の内容物の水分が蒸発し、劣化してしまうために起きてしまうので、通気性の良い場所に電池を置いておかないことで寿命の低下をある程度防ぐことが出来ます。(元の空気自体が乾燥しているので100%寿命の低下を防げるとは言い切れませんが・・・)

ですので、補聴器をお使いの皆様には、しっかりと換気の出来る場所に電池を置いていただければ、と思っております。

また、補聴器の事は別として、長時間暖房をつけっぱなしにしておくと一酸化炭素中毒等の危険もありますから、換気はしっかりして下さいね!

人にも補聴器にも厳しい季節ではありますが、皆様にはご自愛いただき、健やかに過ごしていただければと思っております。

補聴器に関してのちょっとした疑問や分からないことがありましたら、お気軽にご来店ください。

スタッフ一同、心よりお待ちしております!

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