皆様おはようございます!
鴻巣店web担当、武政です。
先日の定休日に足利へ行ってきました!
目的は足利市立美術館で行われている・・・
「山姥切国広展」です。
足利領主長尾顕長が北条氏から刀を拝領した際、その刀を刀工「堀川国広」に依頼し写しとして作刀したものが「山姥切国広」です。
堀川国広は九州の生まれですが、秀吉の九州攻めの混乱を避け、同じ九州生まれで日本最古の学校と言われている足利学校校長を頼り足利に移りました。
ちなみにこの「堀川国広」は後に京都へ移り作刀しています。土方歳三が愛用した脇差しもこの「堀川国広」の作です。
足利学校滞在時に長尾顕長から依頼を受け、「山姥切国広」を作刀。同時に「布袋国広」という脇差しも作刀しています。
そして、実はこの「山姥切国広」と「布袋国広」が同時に展示されるのは427年ぶりだそうで・・・
「山姥切国広」自体も一般展示は20年ぶり。そこに「布袋国広」と合わせてとなると次はいつ展示されるか分からないので、これは行くしかない!と足を運んだのでした。
実際に見た「山姥切国広」は乱れ刃が美しく、大きな切っ先が特徴的な刀でした。堀川国広の最高傑作と言われるだけのことはあるな・・・と感じました。
同時展示の「布袋国広」や今回初展示された同時期に打たれた短刀も美しい刀でどうしたらこんな美しいものが作れるのかな・・・と思ったりしたのでした。
皆さんも興味があれば是非見に行ってくださいね!