先日、高校生の長女の応援でチアダンスの大会へ行ってきました。
野球やフットボールの応援を思い浮かべる方もあるかと思いますが、
チアダンスは、チアリーディングから派生したスポーツで、
独立した競技だそうです。
音楽に合わせて集団で約2分半ダンスを行い、様々な観点から採点されます。
その日は112チーム参加で上位チームは次の大会に進めるのですが、
演技者も応援者も緊張です。
審査員を前に1チームづつ順番にステージに立ち、
スタート位置に各自がついたら、音楽が流れてダンスが始まります。
次々と迫力のあるすばらしい演技が続く中、突然のハプニングが…
選手の方には本番まで気持ちを集中させてさあこれからという時に、
あるチームの時に別のチームの音楽が流れてしまいました。
「エーッ! どうしたの? どうするの? かわいそう。」
暫く競技中断となり会場全体はさらに緊張ムードに包まれました。
そのチームの方は一旦場外へ、再度入場からやり直しとなりました。
どのチームも選手の方は会場と自分を盛り上げようと元気一杯で入場しますが、
大抵はそのチームの応援関係者他数人のぱらぱら拍手の反応が多かったです。
(オーディション形式の為だったからかもしれませんが)
しかしこの時ばかりは全体の盛大な拍手と「ガンバレー」のかけ声で一杯でした。
選手の方には集中が途切れてしまったハンディを抱えましたが、
逆に会場全体を味方につけて、気持ち良く演技出来たのでは、と思いました。
2回目は正しい音楽が流れて、音源係の方も良かったねぇとも思いました。
日頃の生活でもハプニングやアクシデントは誰にでも起きる物です。
そんな時には、励ましの言葉をかけて心を伝えたいなあと思いました。
又自分が励まして頂いた時には、チャンとリアクションを返せる様に、
自分も補聴器を日頃から装用して正しく聞こえる様にしておかねばと思いました。
大宮店 鈴木慎一