APDは一言でいうと「音として聞こえているのに、意味が分からない症状」を指すようです。
その障害をもつ潜在的な患者数は推定240万人にものぼると言われており、日本人の約2%が該当します。
通常、私たち人間は音声を認識し、言葉として理解する処理をほんのわずかな時間で同時に行っています。
その処理が何らかの理由で故障し、音声認識と情報認識が別々に行われることで「音としては聞えているのに意味が分からない」症状が発生します。
残念ながらAPDの医学的解決策は解明されていません。研究が進み、解決策が見つかることを期待したいです。