4/22(金)リオネットセンター大宮店補聴器ブログ担当柴田です^^
今日は昨日のお約束通り、真面目な補聴器に関係するテーマでブログを書きたいと思います!
今日は補聴器の割引販売について。
最近チラシなどで良く目にする補聴器の割引販売の広告。
中には2割、3割値引きします!2台目半額!など価格の優位性ばかりを強調する広告も多くなりました。

一見安く購入することが出来てお得なので良心的に思えますが、本当にそうなのでしょうか?

全ての安売り店を非難する訳でも、値引きしない店が正義だとも論じるつもりはありません。
実際自分が購入する立場なら、やはり安く購入出来るのは魅力的なので価格の比較はすると思います。
ただし、補聴器は購入して終わりで無いことは覚えておいてください。

補聴器を耳に聞こえに合わせる調整「フィッティング」が非常に重要です!
聞こえにくさ(聴力)や、聞こえ難くて不便を感じる場面、生活環境などお一人お一人様々な
違いがあります。これらの違いを踏まえて、最適な聞こえ方になる様に補聴器の音質、聞こえ方を対面で
調整していく作業がフィッティングになります。
耳の聞こえに合わせてフィッティングをしっかり行うことで、同じ性能の補聴器でもきこえ方に雲泥の
差が生まれる場合があります。
補聴器を買ったけど良く聞こえない、多くの場合フィッティングが正しく行われていないことが多いです。

フィッティングを正しく行い耳鼻科医と連携し適正な補聴器供給を行うために【認定補聴器技能者】という
制度が運用されていますが、認定要件が厳しくないため認定補聴器技能者の質の低下が起きています。
実際に認定補聴器技能者の質の確保、技術の向上を目的として令和2年度に認定補聴器技能者要請要綱が
改正され、必ずしも知識、技能が十分といえない者については資格有効期限を5年から2年に短縮し、
その後の審査で基準を満たせない場合資格失効とすることになりました。
認定補聴器技能者の資格を取った後の学びの機会を自主的に行っている認定補聴器技能者と、
そうではない認定補聴器技能者の差がより大きくなっているのが現状です。
認定補聴器技能者だから安心ではなくなって来ています。そこでNPO法人日本補聴器技能者協会では
HHP(Hearing Healthcare Professional)という補聴器を使う人々のQOL向上のために、
常に学びを続けスキルアップを目指す認定補聴器技能者向けに研修プログラムを実施しています。
2021年4月現在日本全国で約4,400名の認定補聴器技能者が登録されていますが、HHPプログラムの5つの
カテゴリーすべてを終了した認定補聴器技能者はわずか22名です。
そして柴田はその22名のうちの一人です。

私たちリオネットセンターグループでは、この聞こえに合わせる「フィッティング力」を向上させるため
研修会参加、社内勉強会実施など日々努力を行っております。
そしてお客様が補聴器を使い続けていただけることを最優先に取り組んでおります。
対面販売でコストが掛かるため大幅な安売り販売は出来ませんが、
①しっかりとフィッティングをしてくれる販売店、②ご自宅から通いやすい
近くの販売店の1つとして、ご検討、ご来店いただければ幸いです。

埼玉県内20店舗、お客様のお近くにリオネットセンターは本日も営業中です。

★リオネットセンター大宮店は認定補聴器技能者が常駐している認定補聴器専門店です★