リオネットセンター川越店 瀧沢 です。
突然ですが、報知音ってご存じですか?
一番有名なのは、ポン、ポン、ポン、ポーンの「時報」でしょうか。
その他にも、玄関のチャイムや電話の呼出音、お風呂が沸きましたの有名なメロディーや、携帯の操作音などなど。
一日の中でいったいどれだけの報知音を聞き分けているのでしょう。
毎日の接客の中で、お客様から「体温計は聞こえないねー」「タイマーが聞こえにくい」「ガスコンロで火をつけた時にピッって音が鳴ることを補聴器を付けて初めて知った」など報知音に関するお話をよく伺います。
一般的に報知音は高い音で作られていることが多いのですが、その理由としては本来人の耳は高い音をとらえやすい構造になっているため、察知、反応しやすいように高い音にしているとのことのようです。
しかし年齢を重ね、難聴になってくると、高い音から聞こえにくくなってくることが多いため、運転中いつの間にかすぐ後ろに救急車が来ていた、体温計がいつ終わったかわからないなどが起きてくるようです。
報知するための音なのに気づいてもらえない。かといって音を大きくすると聞こえている人にはうるさくてしょうがない。
健聴者にも難聴者にも、耳が頼りの視覚障害の方にも晴眼者にも分かりやすくするには・・・
ということで、主に家電業界で改善が進められ、以前は4000Hz付近というとっても高い音が多かった報知音をおおむね2500Hzくらいまでの高さにしましょう、音の高さを選べたりメロディーにできたり幅を広げましょうと変化してきているようです。
最近の報知音は補聴器でも十分補える音の高さになってきていますので、ご不便を感じている方、補聴器を装用していても報知音はまだ不十分というお客様、ぜひお気軽にご相談ください。
昼間の気温が高くなる時期となってきました。マスクをしていると隠れ熱中症になりやすいと言われています。
水分補給をこまめにして、健やかにお過ごしください。