残念ながらヤンキースの田中将大投手の連勝記録は「34」で止まってしまいましたが、逆の連敗記録は誰が持っているのか気になってしまい調べてみました。
連戦敗戦は大洋の権藤正利投手の28連敗(55年7月19日~57年6月2日)、シーズンでは阪急の梶本隆夫投手の15連敗です。
権藤投手のエピソードで豪快な話しがあるので、追記します。
ファンとの交流野球試合が行われた甲子園球場の監督室。
いすに座ってタバコをふかしていた阪神・金田正泰監督の前に仁王立ちした、権藤投手が口を開いた。
「5月にオレがタバコを吸っていたら ~サルでもタバコを吸うんかいな~と言っただろ?サル呼ばわりされるのはどうにも収まらない。謝ってくれ。」金田監督が怪訝そうな顔で応答。「そんなこと言った記憶はないなあ。言ったとしたらどうなんだ?」この言葉に開き直ったと感じた権藤。気がつけば、グーパンチが金田監督の顔面に命中していた。いすから転げ落ち、メガネが壊れて流血した金田監督。「誰か、誰かおらんのか!アサ、アサはおらんのか!」元選手の浅越桂マネジャーに助けを求めた。
連敗記録も豪快ですが、人柄も豪快な人だったんですねえ。